AmiVoice SP2 体験版を使ってみたのでドラゴンスピーチ11と比較

AmiVoice SP2 は体験版があるよ

最近になってAmiVoice SP2の体験版があるって知りました。

今回は「体験版をインストールして使ってみてどうだったか?」 というのを書いてみようかと思います。

ドラゴンスピーチ11と比較してみての感想です。

AmiVoice SP2 体験版

体験版と製品版の違い

一応最初に製品版との違いを書いておくと、主な違いは……

  • 音声認識用のマスター辞書は「標準(大)汎用音響モデル」のみ利用可能
  • バージョンは2.06相当でアップデートモジュールを適用する事はできない

……ということくらい。

上記のような違いはありますが、基本的な性能は製品版とそんなに変わらないかと思います。体験版だからといって製品版と比べ性能が極端に落ちてしまっているという事はないかと思いますね。

悪いところ

そういうわけで使ってみての感想です。まずはAmiVoice SP2の悪いところから。

一つは「とりあえず使える」というところまでたどり着くのに時間がかかるという点。

ドラゴンスピーチ11もAmiVoice SP2も認識率を上げ「とりあえず使える」というところまでたどり着くのにある程度時間が必要なんですが、

AmiVoice SP2はドラゴンスピーチ11よりも時間がかかってしまうって感じました。

ドラゴンスピーチ11には「認識精度向上のためのテキストを読む」というのがあって、それをに30分くらい読めばかなり使えるレベルになります。

しかし、AmiVoice SP2はそういうのがないので、使えるレベルまで行くのに手間も時間もかかってしまいます。

AmiVoice SP2は音響学習によってレベルを上げて認識率を向上させることができるのですが……

トレーニングのために自分で何かテキスト(ニュースサイトかWikipediaとか)を用意して読んでレベルを上げていくか

実際に使い始めて使っていく中でレベルを上げていくか

ということをしないといけません。

これが思った以上に面倒くさいです。

「とりあえず使えるかな。。。」と思うのが自分的には音響学習のレベル3,4あたりなのですが、ここまで到達するのに1,2時間くらいかかってしまいました。

ちょっとこの部分はマイナスかなと思います。

それから、修正作業がドラゴンスピーチより面倒くさい、というのもマイナスですね。

どちらのソフトもただ修正するというだけなら、間違った部分を消してキーボード入力で正せばOKです。
だけど、認識精度を上げるための修正だと、AmiVoice SP2の場合かなり使いにくくなっています。これはドラゴンスピーチユーザーからすると結構致命的ともいえるくらいの使いにくさ。

ドラゴンスピーチは修正はかなり柔軟にできます。

Dragonエディタや音声入力ボックスを使っている必要があるけど、間違って認識されたという部分のテキストを選択して修正ボタンを押し、もう一回マイクに向かって修正すればOK。

しかし、AmiVoice SP2はそういったことができません。

AmiVoice SP2側で確定した文節、単語の中から自由にテキストを選択し修正するということはできない仕様のようです。文節、単語が確定したら、修正するためにそこを切り崩して修正というのは無理のよう。。。

これはドラゴンスピーチを使っているユーザーにとってはかなりストレスが溜まる部分です。

AmiVoice SP2は「とりあえず使える」というレベルまでたどり着くのに時間がかかるという風に書きましたが、その理由は「修正の面倒くささ」という部分が大きいですね。

それから、ボソボソ声だと認識精度が悪いというのも個人的にはマイナス。。。
これは環境とかにもよるだろうし、もしかしたら悪い点と感じているのは自分だけかもしれないですが、ちょっと気になる部分です。

自分の場合、ドラゴンスピーチを使ういつもの感じの「小さいぼそぼそ声」でAmiVoice SP2を試してみたんですが、これだと認識率がかなり悪くなってしまうんですよね。認識率4割くらいのかなり壊滅的な感じ。

気持ち声を張るようにしたら(独り言でぼそぼそ言っている感じから、誰かと話すくらいのトーンに近づける感じ)認識率もまともになりましたが、

個人的には「小さいボソボソ声」の方が音声入力をしやすいのでどっちかといったらドラゴンスピーチ11の方がいいかなって思います。

良いところ

一方良いところはというとやっぱりソフトが軽いという点。これはドラゴンスピーチでは勝てない部分ですね。

アプリの立ち上がりもドラゴンスピーチの半分以下くらいで立ち上がりますし、使用メモリもドラゴンスピーチに比べて3割~4割くらい少ない感じです。

ドラゴンスピーチの場合は立ち上がりも遅いし、プロファイルを読み込むときも時間がかかって、アプリを起動するときにちょっとウンザリするときがあるのですが、AmiVoice SP2だとそういったことがないです。

音声認識ソフトは他のジャンルのソフトに比べてしまうと少々遅い部類だと思うのですが、そういったジャンルのソフトの割にAmiVoice SP2は軽くていいなと思いました。

また、AmiVoice SP2は安定しているというのも間違いないと思います。

体験版が使える間目いっぱい使用してみたんですが、その間トラブルというトラブルは何も起こらなかったです。

ドラゴンスピーチだと「ブラウザを巻き込んで落ちないかどうか」とかトラブルがありそうで、少々不安になりながら使っているのですが、AmiVoice SP2だとそういうことがなく、ストレスなく使えそうです。

それから最後に良いなと思った点はリアルタイムに認識結果を表示してくれるという点。

AmiVoice SP2は発話とほぼ同時に認識結果を表示してくれるので、多少音声入力がやりやすくなります。
ドラゴンスピーチだと変換が確定してから表示という感じでなので、リアルタイム認識という部分は少々うらやましいです。

リアルタイム認識は音声入力を劇的にやりやすくしてくれるというものでもないので、「リアルタイム認識」という部分に過剰な期待は禁物ですが、

少しでも音声入力をやりやすくというならAmiVoice SP2も悪くないって思いますね。

AmiVoice SP2もまた良い音声認識ソフトだと思うので、こちらも気になったら方はぜひぜチェックしてみてください。

↑どちらも使っていって学習させていくことにより認識率を上げることができるソフト。
認識率についていうなら、長いこと使っていればどちらのソフトも十分に満足できるレベルで役に立つであろう認識率になるかと思いますよ。

この記事について 今回は音声認識ソフト、ドラゴンスピーチ11 Lite のレビュー記事です。実際に使ってみ...

↑ドラゴンスピーチ11もレビュー記事があるのでそちらもぜひ。

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